わが家の土地もかつては第一種住宅
専用地域で、延べ床面積が制限されてい
ため、天井から本棚を吊り下げ、床面積を
広くする工夫をしました。➜「私のお気に入
り 第１６話 天井吊り本棚」
あれから３７年、収納スペースが増えた
分だけ、余計な物が増えました。おじさんの
物だけでも、本がおよそ数千冊、クラシック
ＣＤがおよそ５００枚、分厚い写真アルバム
が３０数冊等々。
本もクラシックＣＤも、どちらも買い取り
の対象にならない物、捨てるだけの値のな
い物ばかり・・・
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いちばん困るのは、左写真の分厚いア
ルバム、ほとんどが現役時代に歩き回った
国内外の写真アルバムばかりです。
旅行から帰った数日は、家族もお土産と
ともにアルバムに関心を持って見ていまし
たが、後は無縁の長物。
天井のアルバムを見るたびに、「元気な
うちに処分しなきゃ」と思いつつ、早や２０
年近く経ってしまいました。
立派なアルバムはとにかく重い。退屈な
時に見て懐かしいと思う時もあるが、出会
う顔は既に召された方がほとんどです。
現在は、まだ身体が動くので、きれいな
花を求めて散策しているが、足腰の動く元
気なうちに、アルバムの写真を１枚１枚は
がして、ハサミで裁断し、燃えるゴミに混ぜ
て出さなきゃ・・・と思いながら相変わらず
決断出来ない日々です。
（２０２０/０４/０７）
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