きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅲ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

小説「猫踏んじゃったⅡ」

小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅳ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


話 高橋竹山と小三治
    

 


  1月31日の「武田鉄矢の昭和は輝いて
いた」で、「津軽三味線・高橋竹山~風雪が
生んだ魂の音」をやっていた。ゲストは二代
目高橋竹山と柳家小三治で、慌てて番組
の途中から見る。

  数十年前の事、柳家小三治が真打にな
る前、青森の落語会に行ったところ、出番
の前に無名の高橋竹山の練習が聞こえた
そうで、あまりにも良くて感動したとか・・・

  しかし、竹山が会場に上がった本番を
聴くと、マイクを通したせいか、音が悪くがっかりしたとの事。「私もマイクを使わないと
いいんですよ」と笑いを取っている・・・
  
  その高橋竹山も、昭和48年63歳にし
て渋谷のジャンジャンに出演し、定期的に
ライブを開催、若者たちを熱狂させ、その
人気を不動のものとした。

  昭和55年、高橋竹山をモデルとした演
「風雪ながれ旅」
星野哲郎作詞、船村
徹作曲、北島三郎 歌)、が220万枚の大
ヒット。 

  竹山は昭和61年、76歳の時、渡米し
ニューヨークほか7都市で10公演を行う。
演奏は絶賛され、演奏終了後の「ブラボ
ー」が「べらぼう」と聴こえ、怒ったとか・・・

 「舞台で三味線とともに死んでいけばい
いな」と言っていたが、1998年2月5日
咽頭がんで死亡、享年87歳だった。

  小三治もすでに81歳、リュウマチのせ
いで、TVで見ると辛そうだが、どうか長生き
してほしい。➜とどのつまりⅢ「ま・く・ら再び」
               (2020/02/04)



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