きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

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小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


第3話 3度も読む馬鹿
    

 


  昨年(2017)の第20話で触れたように
右の島内裕子校訂・訳「徒然草」の現代語
訳(ちくま学芸文庫)が分かりにくいと、左の
小川剛生訳注「徒然草」(角川ソフィア文庫)に切り替えて読み直す事9カ月あまり・・・

  こちらの本は、古典の教科書のように
ページの上3分の2を原文が占め、その下
に注釈がある。肝心の現代語訳は、はる
か後方271ページからまとめて掲載されて
いる。
   
  下の注釈を頼りに、本文の一段(一話)
を読み、それからページをめくり後方の現
代語を読むという、気の長い作業が続く。


  2017年12月末になんとか読み終え
て、最後の「本書と作者について」の解説
を読むも、専門的で分かりにくい。(したが
って、全体を読むのを諦めて、現代語訳の
みを読むのもひとつの手かもしれない)

  と言うわけで、自分の理解力が大幅に
落ちているのを棚に上げて、一度は読み
終えた右の島内裕子 校訂・訳「徒然草」
(ちくま学芸文庫)を、来年度(2018)中に
再度読み直す決心をしたところです。


  こちらの本は、一(一話)ごとに
文・訳・評と続いて並んでおり、今読んだ記
憶のあるうちに一段が完結していく。一度
は読んだはずの巻末の解説も、素人にも
分かりやすく書かれていると気がついた。
  
  そんな事で来年(2018年)は3度目の
全巻読み直しに挑戦しようと思います。記
憶力・理解力が年々低下していますので、
成果はあまり期待できませんが・・・

              (2017/12/26)
    


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