第51話 韓国ドラマ
わが家で韓国ドラマを見始めたのは2004年の事で、その最初は御
多分に漏れず「冬のソナタ」でした。
この経緯は小説「眠れない猫 第
4話 その4」で触れている。
それ以来、毎日韓ドラを見る習
慣が出来てしまったと言って良い。
現在は録画しておいて暇な時に見ている。韓国ドラを見る機会が増えるにつれ、カタ
カナの俳優の名前を覚えられず、写真のような本を買ってきた事もあった。しかし、今
やこれらの本に掲載されていた当時の人気スターはほとんど見かけない。
10年以上、韓国ドラを見ていると、共通点がいくつもある事に気が付く。概してテン
ポが遅く、説明や描写がくどく、全50~100話などと放送回数が多い。若いとき貧富
の差で虐げられた怨念を後年晴らすケースが最も多い。歴代王朝の権力争い物語や
シンデレラ物語や出世物語も多い。また古今東西の名作のパクリも多い。
最近では、韓ドラの見過ぎか、題名と主演俳優を見ただけで、内容と放送回数が
想像できるので、新番組とはいえ一度も見ない場合もある。
ところで、この各TV局が作る大量の韓国ドラは本国韓国ではどんな世代が見てい
るのだろうか?昔を懐かしむ爺さん婆さんなのか?現政府に不満を持つ若者なのか
?現実から逃避して夢を見る若者なのか、誠に不思議である。 (2016/09/09)
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