第19話 珍客キレンジャクの続きです。
この渡り鳥キレンジャクが何故旭川市の
「市の鳥」なのか?
せっかちな爺さんはコロナ・ウィルスが
治まるまではとうてい待てません。寝つきが
悪いのです。
そこで旭川市のHPを覗いてみます。そ
うすると、運の良い事に、「旭川市のシンボ
ル」欄に「キレンジャク」が載っているではあ
りませんか?
先頭には市民の木「ナナカマド」と「ツツ
ジ」が載っており、その次に市民の鳥「キレ
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ンジャクと市民の虫「カンタン」が載っていま
した。(キレンジャクの写真は同市のHPよ
り転載)
「市民の中に定着しているナナカマドと
かかわりが深く、厳寒の頃、この鳥がナナ
カマドの実に群がる光景は冬の風物詩とし
て知られている。
キレンジャクは冬の間日本に渡って来
る冬鳥で、ブドウ色の地にパステルカラー
調べの赤と黄の配色が美しく、また、冠羽
が風になびく姿は独特」とある。
そう言えば、山の手通りはナナカマドの
街路樹が続いているが、真冬に真っ赤な実
を求めて、数10羽のキレンジャクが木の
周囲を舞う姿は圧巻である。
旭川市民の鳥「キレンジャク」の制定は
昭和53年9月1日とありますから、市民の
皆さんには大昔からおなじみの渡り鳥だっ
たに違いありません。 (2020/06/17)
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