きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


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  とどのつまり Ⅲ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


42話 天安門広場の思い出
    

 


  第40話で、現役時代の写真アルバム
の処分に触れたが、大量で、まだ取り掛か
る踏ん切りがつかないでいる。

  その中で多いのは、中国訪問時のアル
バムで、ぶ厚い物・薄い物など数えると5回
分ある。仕事での出張とは言え、協約交渉
と締結後の宴会の写真が多い。

  中国訪問も、北京・大連・瀋陽・ハルピ
ン・上海・西安・昆明と数多く、中でも印象
に残るのは北京の天安門広場である。南
北880m、東西500mという世界最大の
天安門広場に立った時、その大きさに驚
き、唖然とした記憶が蘇る。

  おりしも、昨日の10月1日は中国建国
70周年記念式典が行われた。TV報道で
は、あの広大な広場は数え切れないほど
の数の軍隊とミサイルの大行進で埋め尽
くされた。

  ふと、30年前の1989年4月の「天安
門事件」を思い出す。朝日新聞掲載「キー
ワード」によれば・・・
  「中国共産党の改革指導者の胡耀邦・
元総書記が死去。追悼する多数の学生や
市民が天安門広場に集まり、民主化を求
める大規模な運動に発展した。鄧小平ら
党指導部は運動を「動乱」と断定、6月3日
夜から4日未明にかけて軍を投入して運動
を制圧。当局は死者を319人と発表した
が、実際の犠牲者ははるかに多かった
とされる。」(3,000人?)

  話は脇道に逸れるが、「天安門事件」を
応援したテレサ・テンはその後中国大陸に
入れず、彼女の精神をも破壊した事はご
承知の通りである
 (2019/10/02)




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