
前回、第40話で重いフルサイズのコン
ポーネントステレオ装置をようやく動かし、
昔愛用し、とうに壊れたカセットデッキを外
して、燃えないゴミに出しました。
それを見ていた上さんは何を思ったか
?小学館「家庭医学大事典」を指さし、「処
分してよいか?」と、のたまいました。
ご覧のように、菊判の総ページ2,236
P、重さ約2.3Kgの大事典です。初版第
11刷発行で、1988年の代物です。定価は
5,800円でした。
カラーの口絵は「生命を守る医療技術と
施設」、「病気の検査と診断」、「人体のしく
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み」から始まります。
本文の構成は、第1部「応急手当」、第
2部「症状の判断」、第3部「病気の知識と
治療」、第4部「養生と看護」、第5部「妊
娠・出産」、第6部「日常生活の健康知識」、
となっています。
およそ31年くらい前の購入ですから、
おじさんが単身赴任の頃で、留守番の上さ
んは何かと心細かったのかもしれません。
処分に当たって、パラパラとめくってみま
したが、脳の退化か、余りにも細かく詳しく
て、理解も出来ません。今の若者は、病気
が気になると、PCか携帯で検索するのでし
ょう?本屋にもなかなか見当たりません。
ちなみに、この本の新版は同じく菊判、
2008年11月19日の発行で、2,434ペ
ージ、定価は本体6,500円+税でした。
果たしてどれほど売れているのでしょうか?
(2019/09/02)
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