きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

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小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅲ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


31話 ヤマザキマリの根性
    

 


  ヤマザキマリについては、どこか気にな
るところがある。新潮社記載の正式なプロ
フィールによれば・・・

  1967年4月20日東京都出身。1984
年(17歳で)渡伊、フィレンツェの国立アカ
デミア美術学院で美術史と油絵を学び、
11年間過ごした。
1997年にマンガ家とし
てデビュー。

  2010年古代ローマを舞台にした漫画
「テルマエ・ロマエ」で第3回漫画大賞受賞、
第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞、世
界8カ国語に翻訳される。平成27年度芸
術選奨文部科学大臣賞。2027年には、

イタリア共和国星勲章コメンダトーレ授賞。 
著書に・・・(以下、省略)

  他のブログによれば、
彼女は幼少期を
千歳市で過ごしている。母親は札幌交響
楽団
のヴィオラ奏者としてに在籍してい
た。指揮者の父親は幼
少の頃亡くなる。
  この事実が
北海道に生まれ住むおじさ
んには親近感を感じ、彼女に対しての応援
を禁じえません。

  新刊「ヤマザキマリ パスタぎらい」(新
潮新書 2019,4,20発行)を
読むと、
女の外国での生活が分かるとともに、
淡々
と各国の食文化を論じながらも、これまで
異郷で生き抜くためにどれほど身体を張っ
て生きてきたかが痛いほど分かります。

  この本は、明るくて、楽しくて、そして最
後に涙が出てくる。ここには彼女の生き様
がある。これは単なる食文化論ではない。
彼女の戦いの歴史と言って良い。
 
              (2019/07/03)

   


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