きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


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  とどのつまり Ⅲ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


28話 ③20年の軌跡
    

 


  (写真は右がボルト、左がダシャ)
  その後、ボルトを追跡するも行方不明だ
った。ところが、最初の取材から20年目の
昨年(2018年)春、「ボルト」と「ダシャ」は
生きている、と言う情報を得た。

  調査すると「ボルトは、数年間アルコー
ル依存症施設で隔離されていたが、今や
タイヤ修理工場を経営している」。
その後、
行方不明となっていたオユナとの娘14歳
の養母を探し出し、父子の再会を果たす。

  「ダシャは廃品回収の腕を見込まれ、
区の職員として働き、4人の子供の父親と
なっている」という明るい報告が届いた。

  ダシャは、継父の暴力から守ってくれな
かった母親を恨んでいたが、「体調が悪い
最後に会いたい」という年老いた母を許す。

  

  このシリーズの放送は・・・
1998年「マンホールチルドレン 混迷する
      モンゴルからの報告」
2004年「マンホールで大人になった 再訪
      厳寒のモンゴル」
2008年「10年後のマンホールチルドレン」
2018年 2月9日・6月9日の2回
      「ボルトとダシャ マンホールチル
     ドレン 20年の軌跡」
第56回ギャ
     ラクシー賞 受賞

  最終回は、2月9日(110分)と6月9
日(100分)に放送しているが、放送時間
からして2月9日分はゲスト付きだったと思
われる。      
 
  
近年、これだけ視聴者に衝撃を与えた
ドキュメンタリー・テレビはない。
まさしくこ
れは「事実は小説より奇なり」そのもので
ある。
        
  (2019/06/16)
   


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