
ホッケのすり身を使った料理は、かつて
連載した「おじさんの料理日記」に度々登場
しました。ところが、2012年4月2日号「魚
のすり身ロール」以降登場しておりません。
この本文には、「このところあまり見かけ
なくなったホッケを北海市場で見つけ、一匹
買い求めます」と書いております。
あれだけ庶民の味方だったホッケがどう
した訳か?すっかり獲れなくなり、ホッケの
開きも高嶺の花になってしまいました。
昨日、久しぶりに北海市場発寒店に行
くと、ホッケ2匹を3枚に下したパックが何
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と398円で売っていたではありませんか?
早速、買い求め、おじさんは何年振りかで
ホッケのすり身を作ります。
ホッケの皮をそぎ、小骨を外し、ぶつ切
りにしてミキサーに入れます。そして塩・味
噌・胡椒・小麦粉・お酒を少々、生姜汁・刻
み大葉・卵の白身を加え、粗擦りします。
上さんに、すり身を味噌汁にしてもらい
食すると、あのプリプリとした歯ごたえが足
りません。「小麦粉ではなかったか?」と気
が付きます。上さんは「本来は澱粉だけど
まあまあよ・・・」と慰めてくれます。
大人になって何度も作った料理も、作ら
ないと駄目なもので、参考にした2005年
の「ホッケのすり身の水炊き」レシピのミス
プリに気が付かず、小麦粉を入れてしまっ
たのです。
弘法と言うより、もうろくでしょうか?長
い1日でした。 (2019/04/17)
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