
12月16日、2018年度NHK大河ドラ
マ「西郷どん」最終回、良いところで『佐賀
県知事選挙速報』のテロップが流れ、クレ
ームがNHKに殺到したという。視聴率は
史上3番目の低さに終わった。
このドラマは、原作 林真理子、脚本
中園ミホ、音楽 富貴晴美の女性トリオで、
主演は鈴木亮平、語りは1990年大河ドラ
マ「翔ぶが如く」で西郷隆盛を演じた西田敏
行、NHKはそうとう力が入っていた。
「西郷どん」の評判はどうだったのか?
おじさんは最終回のみ録画していた。それ
は次のような苦い経験があったからである。
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司馬遼太郎原作の「翔ぶが如く」は19
72(昭和47)年から1976(昭和51)年に
毎日新聞に連載、その後文芸春秋社から
10巻物として刊行された。
1990年頃だったか、文庫本になった
のを機に購読、長さと登場人物の多さに閉
口するも、無理やり斜め読みで読破する。
しかし、主人公の西郷隆盛の発言や行動
だけが漠然としていて分からなかった。
著者も「西郷が賢人なのか愚人なのか」彼の著述した資料が少なく理解しかね、全
編にわたり捉えどころのない茫洋たる人物
として描かれている。(Wikipediaより)
天下の名作家がそう言うのだから、凡
人の小生が理解できないのは当たり前だ
と西郷隆盛については匙を投げてしまった
のである。
そんな訳で、スタッフには悪いが、今回
の西郷隆盛のドラマはあまり話題にならな
かったような気がします。(2018/12/11)
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