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★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
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  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


52話 懐かしの定山渓鉄道
    

 


  11月25日(日)、石原良純氏他が定鉄
の跡地を巡る番組、NHK-TVの「定山渓
鉄道誕生100年 大都市・札幌をつくった
鉄道」をとても懐かしく見る。上の写真は、
唯一現存する「石切山」駅。

  おじさんは、昭和43年、入社2年目で
社員教育担当となり、1年に50日くらい、
定山渓外れの研修所に泊まり込んでいた。

  定山渓までの交通機関は今でこそバス
だが、そのころはまだ定山渓鉄道が営業し
ており、よく電車に乗ったものである。

  日中、会社で用事を済まし、夕方に始発

の豊平駅に行くと、これから温泉に行く人、
沿線の自宅へ帰る学生、そしてホテルや
旅館の宴席に参加する酌婦らしき女性が
どんどん乗って来たものである。

  札幌市南区のHPによると、
 「定山渓鉄道は、大正7年(1918)秋に
開通した。定山渓温泉への行楽やレジャ
ー、沿線住民の通勤通学、豊羽の鉱石・
石山の軟石、沿線の農産物・生活用品な
どの輸送に役立ってきた。
  しかし、時は自動車の時代となり、団体
バスやトラック輸送に切り替える時代が到
来し、さらに冬季オリンピックによる地下鉄
建設による一部区間の買収があり、廃止
を決定した。
  
昭和44年(1969)10月10日、「蛍の
光」が流れる中、大勢の住民に見守られ、
さよなら電車が走った」とある。

  昭和45年からはバスで定山渓に通ったが、今となっては、定鉄は若かりし頃の懐
かしい思い出である。
 (2018/11/29)
   


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