11月25日(日)、石原良純氏他が定鉄
の跡地を巡る番組、NHK-TVの「定山渓
鉄道誕生100年 大都市・札幌をつくった
鉄道」をとても懐かしく見る。上の写真は、
唯一現存する「石切山」駅。
おじさんは、昭和43年、入社2年目で
社員教育担当となり、1年に50日くらい、
定山渓外れの研修所に泊まり込んでいた。
定山渓までの交通機関は今でこそバス
だが、そのころはまだ定山渓鉄道が営業し
ており、よく電車に乗ったものである。
日中、会社で用事を済まし、夕方に始発
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の豊平駅に行くと、これから温泉に行く人、
沿線の自宅へ帰る学生、そしてホテルや
旅館の宴席に参加する酌婦らしき女性が
どんどん乗って来たものである。
札幌市南区のHPによると、
「定山渓鉄道は、大正7年(1918)秋に
開通した。定山渓温泉への行楽やレジャ
ー、沿線住民の通勤通学、豊羽の鉱石・
石山の軟石、沿線の農産物・生活用品な
どの輸送に役立ってきた。
しかし、時は自動車の時代となり、団体
バスやトラック輸送に切り替える時代が到
来し、さらに冬季オリンピックによる地下鉄
建設による一部区間の買収があり、廃止
を決定した。
昭和44年(1969)10月10日、「蛍の
光」が流れる中、大勢の住民に見守られ、
さよなら電車が走った」とある。
昭和45年からはバスで定山渓に通ったが、今となっては、定鉄は若かりし頃の懐
かしい思い出である。 (2018/11/29)
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