きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


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小説「猫踏んじゃった」

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  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


53話 タイガーマスク重体
    

 


  2018年度の最終稿をどうするか?考
えていると、12月11日付けのヤフーニュ
ースに「大病の『伊達直人』激励 児童養
護施設の子どもら『ゆっくり休んで元気にな
って』」という記事が出ていた。

  ご承知の通り、伊達直人とは、1968年
(昭和43年)から少年雑誌「ぼくら」に連載
されたプロレス漫画「タイガーマスク(原作・
原案 梶原一騎、作画 辻 なおき)」の主
人公の名前である。

  孤児院育ちの伊達直人が、悪役レスラ
ー養成機関「虎の穴」にスカウトされ、悪役
覆面プロレスラー「タイガーマスク」となり、

収入の1部を孤児園に寄付するという、スト
リーである。  


  漫画は125話連載、TVアニメは105
話放送された。主人公の伊達直人は養成
機関の因縁から悪役に徹するか?はたま
た正義に徹するか?悩むこととなる。その
うち実在のプロレスラーも登場し、タイガー
マスクは空前のブームを巻き起こす。

  推測だが、少年時代「タイガーマスク」
から生きる勇気をもらった(孤児院育ちの)
男性は成長すると、自分が「伊達直人」に
なって、各地の孤児院にランドセルやクリ
スマスケーキを贈っていると思われる。

  おじさんの考えでは「伊達直人」は全国
に多数存在し、今回のニュースの方(兵庫
県西播磨)はそのうちの1人だと思う。

  どうか1日も早く元気になって、児童養
護施設の子どもらを安心させてほしい。
              (2018/12/19)
   


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