きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

小説「猫踏んじゃったⅡ」

小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


41話 胆振東部地震の余波
    

 


  9月6日の午後、気象庁は胆振東部地震
は最大震度7を観測したと発表した。過去に
震度7を観測したのは、阪神淡路大震災、新
潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震の
2回があり、今回は6回目となる。

  地震の事は自然の摂理で仕方がないとし
ても、素人に解せないのは北海道全体に亘
る大規模停電である。

  9月8日づけ道新・朝刊の東京電機大・加
藤政一教授によれば、「今回の大規模停電
が起きたのは、苫東厚真発電所が止まり、発
電量と消費量がアンバランスとなったため、
他の発電所が壊れる前に他の発電所を次

々と自動停止した。発電所が全停止する
前に、荷物、つまり一部の需要を放り捨
てれば良かった」と解説している。

  ずぶの素人ながら、北電はそう言う連
鎖封鎖の仕組みを作っていたと考えざる
を得ない。過去に地域電力を独占してい
た北電は消費者よりも自己存続を優先し
ていると思われても仕方がない。

  例えば「泊原発に多大な投資をしてい
るからは、何とか再稼働して元を取り戻そ
うと考えているのでは?」とか、また「政府
が太陽光発電、風力発電、バイオマス発
電など他社参入を奨励しても、北電は非
協力的」などとの声が聞こえてくる。
 

  内閣改造を控えた安倍首相もすぐに
来道するなど復興には真剣である。
  世経済産業相も北電を叱咤しつつ、
道民に「計画停電を避けるために最大限
の節電を!」
と訴えている。       
              
(2018/09/11)



      前のページへ      次のページへ


トップページへ戻る