きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

小説「猫踏んじゃったⅡ」

小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


36話 早坂暁 最後の作品
    

 


  8月4日(土)夜、NHKTVで、脚本家早
坂 暁 最後の作品「BSスペシャルドラマ
花へんろ特別編『春子の人形』」を見る。

  早坂 暁原作や脚本のTVドラマは「若
者たち」「泣いてたまるか」「必殺仕掛人」
「夢千代日記」「続 夢千代日記」などをけ
っこう観ていたし、渥美 清とのかかわりが
あって好きな脚本家でした。➜とどのつまり
Ⅰ第46話「渥美清と寅
さん」

  早坂 暁は、数年前から13才で亡くな
った妹の事を、脚本に書きはじめ、続きを
富川元文氏に託しました。早坂は脚本が完
成した
2日後にこの世を去ったという。

  お国のために海軍学校に入った兄(早
坂本人か?)は終戦を控え、
広島に向かう
途中、手前で原爆に出会います。
  一方、四国のお遍路が通る商家の玄関
前に捨てられていた妹は、母親に事実(兄
とは他人)と聞き、広島まで兄を迎えに行き
被爆します。
  それとも知らず、四国の故郷に戻った
兄は、母親から春子が広島に迎えに行っ
た事を聞き、嗚咽します。

  早坂 暁の作品は、「夢千代日記」であ
れ「花へんろ
特別編」であれ、戦争やら、原
爆やら、庶民が怒りの矛先を向けようもな
い理不尽な様相をたんたんと描いています。
         
  
日後の、8月6日(月)広島市で開かれ
た平和祈念式典に参列した安倍首相は、
核禁止条約については今年も触れずに終
わった。
  この有様で内閣を続投しようとは、日本
国の首相としてはとてもふさわしいとは言え
ないと思うのだが・・・  (2018/08/07)
 


      前のページへ      次のページへ


トップページへ戻る