きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


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  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


31話 岐阜の湯あがり娘
    

 


  おじさんは本来は日本酒党ですが、サ
ラリーマンの宴会の習性が取れず、最初は
ビールを一口飲む習慣がいまだに残って
おります。

  ビール通の後輩によると、つまみは枝
豆に限り、中でも独特の風味と甘味があ
る庄内の「だたちゃ豆」がお勧めだという。
確かに「だたちゃ豆」は他の枝豆と違い、
味が濃いかもしれません。

   6月末、札幌も急に暑くなってきました。
いよいよビールの美味しい季節です。ラッ
キー本店で枝豆を見かけついつい買ってし
まいます。

  この日店頭にあったのは、岐阜の新品
種「湯あがり娘」です。選択の余地はなく、
買い物かご入れ、早速湯がいてみます。


  岐阜の「湯あがり娘」は初めてで、ネット
で見ると、清流長良川流域で産し、「だだち
ゃ豆」より大粒で甘味に富んでいる。需要
最盛期の6月に収穫が始まるという。


  袋の「おいしいえだまめの茹で方」の指
示通り、①軽く水洗いして枝豆の両端を切
る②生のまま手でタップリの塩をすり込む
ようにもむ③沸騰したたっぷりのお湯に②
の枝豆を入れ、5分~6分位(お好みの固
さ)ゆでる④ゆであがった枝豆をざるに取
り、湯切りし、小さじ1杯程度の塩を振りか
け、混ぜる。

  食べてびっくり玉手箱。初めて食べる
「湯あがり娘」の甘い事。
①の作業は面倒
ですがその労も報われる美味しさでした。
もし
店頭で見かけたらお試しください。  
             (2018/06/30)
   


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