
3月3日、ひな祭りの日、退屈なあまり
「NHKのど自慢チャンピオン大会2018」
を観る。
NHKのど自慢は、終戦後の1946年1
月19日にラジオ番組「のど自慢素人音楽
会」としてNHK東京放送会館から公開放
送されたのが始まり。この番組は、終戦後
娯楽に飢えていた日本人の心をとらえ、翌
1947年に、「のど自慢素人演芸会」と改
称し、この名称は1970年まで続いた。
司会は、1946年の10月頃から宮田輝
アナウンサーが務め、軽妙洒脱な話術で一世を風靡し、司会は17年間にも及んだ。
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当初はラジオが主体で、東京から地方
への公開番組となり、テレビ時代にはモノ
クロからカラーへと技術対応をしながら、
ラジオと並行して放送していった。
1年間経つと、毎週のチャンピオンをV
TR審査し、上位15名程度が「NHKのど自
慢チャンピオン大会0000」に出場し、グラ
ンドチャンピオンを選出する。
鐘1つ、鐘2つ、優勝、グランドチャンピ
オンと、程度の差は様々だが、過去に出
場したタレントは数え切れない。美空ひば
り、若原一郎、北島三郎、五木ひろし、森
進一、島倉千代子、遠藤実、ジェロ、三山
ひろし、などなど。
最近は出場者資格も中学生以上と改
められたとか・・・歌う曲のジャンルが広範
囲で、かつ知らない歌ばかりである。まる
でカラオケ屋の延長みたいで、新しいタレ
ント発掘にはほど遠い、と爺さんは思うの
だが・・・ (2018/02/13)
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