きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

小説「猫踏んじゃったⅡ」

小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


10話 プレバト【俳句】
    

 


  毎週木曜日、TBS系TVで楽しんでいる
のは「プレバト(プレッシャーバトルの略)才
能ランキング」である。
  ジャンルは、俳句・生け花・盛り付け・絵
手紙・水彩画・書道・料理・消しゴムハンコ
などがあるが、その時により、組み合わせ
が毎回違う。どのジャンルも、全般に出演
者の程度は低いというしかない。

  しかし、面白いのは冒頭の「俳句」であ
る。忙しい芸能人に、事前に季節の写真を
見せて一句作らせるというもの。その作品
の出来を、松山在住の女流俳人 夏井い
つき先生が罵詈雑言とともにバッタバッタと
批評する様が誠に爽快である。

  さて、2月1日の課題の写真は節分であ
る。
ゲストの成績の順位は、1位 松原智
恵子、2位 宮田俊哉、3位 麻木久仁子、
4位 高橋真麻、5位 橋本 直である。

  
この後、名人7段の梅沢富美男が昇格
か、現状維持か?で、夏井先生とバトルが
始まる。
梅沢の作品は「春待つや 恵方知
らせる 店の声」である。
 
  夏井先生は「知らせるという動詞が雑、
恵方を告ぐると変えるべきで、現状維持」
と宣言。梅沢は納得しない。司会の浜田雅
功に「現状維持だからいいじゃんか。降格
されたらどうすんの?」とたしなめられる。

  梅沢は夏井先生に向かって「お前さん
の本(夏井先生の俳句の本)の帯を書いて
いるのはオレだよ」と吠えまくる。これには
さすがの夏井先生も苦笑いするしかない。

  お互いの計算づくのバトルで、視聴率
は上がるばかり。    (2018/02/02)



      前のページへ      次のページへ


トップページへ戻る