1月26日、日本の大手仮想通貨取引
所コインチェック株式会社で、約580億円
相当の仮想通貨(ネム)がハッキングによ
り盗まれるという事件が起こった。
そもそも仮想通貨とは何ぞや?1月27
日の朝日新聞夕刊の解説によると、
【 (仮想通貨は)インターネット上の理論
をもとに2009年以降、価値を持った電子
データとしてネットや送金に使われている。
「取引所」と呼ばれる会社に口座を開い
て使うのが一般的で、法定通貨の円やドル
と交換できる。中央銀行のような公的な管
理者はいない。
|
|
送金や決済に関わる複数のコンピュー
ターでデータを管理する「ブロックチェーン」
という仕組みで偽造を防ぐ。代表的な「ビッ
トコイン」は昨年20倍も値上がりし、年末に
1コイン=220万円超をつけた。
世界で1千種類以上あるとされ、全体の時価総額は約59兆円に達する。】という。
2月4日付けの YAHOO!JAPAN
ニュースで、楠正 憲 氏(Japan Digital
Design CTO)はこの盗難事件について
「コインチェック株式会社の安全対策が
後回しだった事、利用者や取引規模が大
きく、攻撃者にとり魅力的な標的だった。
テレビCMを打つ前にセキュリティに投資
すべきだったのではないか?
一方、監督官庁も、普段から財務状況
や口座数、預かり資産残高、安全対策の
実施状況などの情報を把握し、消費者に
公開するべきだ」と指摘している。
ここまで調べたものの、金儲けに縁のな
い爺には他人事である。(2018/02/07)
|