昨年の夏(2017/08/25)、産経ニュ
ースは「中国で大爆発の自転車シェアサー
ビスが日本でも登場」と報じた。
これは、スマートフォンのアプリを通じて
支払いや鍵の解除をする仕組み、どこでも
乗り降りできる。
さらに、「中国の『モバイク』が8月23日
に札幌市でサービスを開始し、ライバルの
中国『オッフォ』もソフトバンク傘下企業と組
んで、9月以降、東京と大阪でサービスを
開始する」と報じている。
「果たして日本ではどうなることか?」と
面白半分で注目していたが、その後の動き
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がさっぱり聞こえてこない。
どうやら、中国では利用後の放置自転
車が社会問題となっているし、過当競争に
よりシェア自転車が増えすぎているとか。
中国では、自転車シェアサービスはうま
い儲け先と、投資が殺到し、過剰サービス
先行で、本当に採算が合うのかどうか、誰
にも分からないようだ。行政も後から対策
を考えているとのこと。
日本では、大量の自転車を駐めるスペ
ース・自転車の交通ルール・各ユーザーの
運転マナー・放置自転車問題などなど、課
題は山積している。
孫社長などの投資家は、携帯や投資先
の売り上げ増になると考えているようだが、
日本の大都会にあっては使える面積が減
る一方である。何を優先すべきか、よく考え
るべきではないか?
(2018/01/10)
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