きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

小説「猫踏んじゃったⅡ」

小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


第1話 初仕事のパエリア
    

 


  年末年始には、神棚の掃除とお供えを
飾り、後はお酒を飲むしか用のないおじさ
んですが、お正月にはもう一つパエリアを
作るという大事な仕事が待っております。

  2001年からたわむれに料理を作り始
め、2005年の1月2日に、レシピを見なが
らパエリアを試しに作ったところ、写真のよ
うに見た目にも、食べてもおいしいパエリア
が出来ました。

  おじさんは、この時以来、お正月にパエ
リアを作るのが初仕事とあいなりました。年
に一度の大仕事ですから、それはそれは大変です。

  パエリアを最初に食したのが、とうの昔
に閉店した「バルバテ」で、エビや貝が入っ
ていましたので、魚介料理だと思っていまし
たが、元はスペインの農家の家庭料理だと
TVで観て以来、鶏肉も加えます。

  まずは、歳前から材料の調達を始めま
す。鶏肉や冷凍のイカ、エビ、帆立の貝柱
は手に入れやすいものの、生のムール貝
またはあさり貝、つぶ貝の調達が難しい。
店を回って探します。

  調味料としては欠かせないサフランの
在庫を確かめ、なければ調達しておく必要
があります。

  冷めても後で温めれば美味しいので、
大きな浅いフライパンで2つ、5人前作りま
す。下記のレシピの通り、私のパエリアは
たいへん手間がかかりますが、
「おいしい」
という家族におだてられ、毎年張り切って
作っています。     (2017/12/25)
 ➜3人前レシピを見る   



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