たまたま近くのゲオで、日本映画「深夜
食堂 」と「続 深夜食堂 」のＤＶＤを見つけ
たので借りてきて観る。
映画「深夜食堂 」は、数々のエピソード
から成り立っている。（大）は東日本大震災
にボランティアとして東京から参加した女と
受け入れた現地の男の感情の行き違い、
（中）は腱鞘炎で困っているマスターを助け
る若い女の話、（小）は店に骨壺を置いて
いった中年の女の話である。
映画「続 深夜食堂 」も同様で、（大）は
九州のお婆さんが「来て来て詐欺」に引っかかった（ふり）をし、九州から上京し息子の
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ために金を払う話、（中）は蕎麦屋の跡取
り息子と年上の女の恋愛話に反対する寡
婦の母親の話、（小）は男に持てたくて日
頃から喪服を着たがる女と香典詐欺師の
話である。
どちらも短編漫画をうまくつなぎ長編映
画に仕立てている。当然のことながら、映
画は原作の漫画とは違い、深夜食堂の外
や昼の世界を描写しており、登場人物の
動きや感情の流れがきめ細かくて、分かり
やすい。
今回、２本の映画」を観てみると、第３９
話で触れたの韓国版テレビ「深夜食堂」へ
の韓国人の不満（店がきれいすぎる、演
技が下手、料理の制作描写が少ない、等
々）がよく理解できる。
テレビと映画はまた違うシナリオになっ
ていると思うが、日本のテレビ「韓国食堂」
も機会があれば一度見てみたいと思った。
（２０１７/０８/０７）
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