9月12日はあいにくの雨、運動不足解
消のためゴッホ展に出かけます。空いてい
るかと思いきゃ、さにあらず観客の8割方
はお婆様方です。
サブタイトルが「巡りゆく日本の夢」です
から、「ひまわり」、「アルルの跳ね橋」、「夜
のカフェテラス」、「糸杉と星の見える道」、
「カラスのいる麦畑」などの有名な作品は見
られません。
ゴッホと言えば、若い頃観たり読んだり
した映画と小説を思い出します。映画「炎
の人ゴッホ」ではゴッホ役のカーク・ダグラ
スとゴーギャン役のアンソニー・クインの
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重厚な演技を思い出します。
また、小説「月と六ペンス」は明らかに
ゴッホとゴーギャンを暗示させる人物が出
てきて、実在だった2人の関係を想起させ
ます。
特に映画「炎の人ゴッホ」では、先に述
べた有名な作品をことごとくとりあげてお
り、それぞれ未だに脳裏に焼き付いていま
す。ところが、この展示会の「ファンゴッホ
の寝室」は映画のとは違って見えます。
ひょっとすると、この作品は作者本人に
よる複製が2点あるので、複製の方かな?
とも思いましたが、よく調べてみると、18
88年製作のオリジナル作品(ファン・ゴッホ
美術館蔵)でした。
写真はカメラの違いもあるし、アナログ
では現像の仕方に左右されるし、印刷の際
に調節する場合もあるので印象が違って見
えたのかもしれません。(2017/09/13)
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