きれいな花の写真

★とどのつまり

■復刻版
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小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり 作:笹渕忠和本文へジャンプ


第38話 ゴッホ展に思う
    

 


  9月12日はあいにくの雨、運動不足解
消のため
ゴッホ展に出かけます。空いてい
るかと思いきゃ、さにあらず観客の8割方
はお婆様方です。

  サブタイトルが「巡りゆく日本の夢」です
から、「ひまわり」、「アルルの跳ね橋」、「夜
のカフェテラス」、「糸杉と星の見える道」、
「カラスのいる麦畑」などの有名な作品は見
られません。

  ゴッホと言えば、若い頃観たり読んだり
した映画と小説を思い出します。映画「炎
の人ゴッホ」ではゴッホ役のカーク・ダグラ
スとゴーギャン役のアンソニー・クインの

重厚な演技を思い出します。

  また、
小説
「月と六ペンス」は明らかに
ゴッホとゴーギャンを暗示させる人物が出
てきて、実在だった2人の関係を想起させ
ます。
    
  特に映画「炎の人ゴッホ」では、先に述
べた有名な作品をことごとくとりあげてお
り、それぞれ未だに脳裏に焼き付いていま
す。ところが、この展示会の「ファンゴッホ
の寝室」は映画のとは違って見えます。

  ひょっとすると、この作品は作者本人に
よる複製が2点あるので、複製の方かな?
とも思いましたが、
よく調べてみると、18
88年製作のオリジナル作品(ファン・ゴッホ
美術館蔵)でした。


  
写真はカメラの違いもあるし、アナログ
では現像の仕方に左右されるし、印刷の際
に調節する場合もあるので印象が違って見
えたのかもしれません。
(2017/09/13)



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