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★とどのつまり

■復刻版
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37話 便利な輪ゴム
    

 


  近くの本屋兼文房具店へ出かけると言
うと、上さんから輪ゴムを買ってくるよう頼ま
れます。輪ゴムは、台所の必需品で、かつ
ては100円ショップで買っていたが、輸入
品なのかどうも長持ちしないというのです。

   店頭で、この株式会社協和の「オーバ
ンド」の箱をよく見ると、グットデザインに選
定されており、輪ゴムの大きさが7種類あ
り、#16で標準680本入っています。価
格は432円、100円ショップの4倍です。
  そのせいでしょうか?明らかに輪ゴム
伸縮性が違います。

 ところで、輪ゴムはどのようにして創ら

 れたのでしょうか?

  
ゴムは3,000年前のメソアメリカ文明
ですでにつくられており、1493年に航海
中の
コロンブスが発見しヨーロッパに伝え
ました。
その後、1,700年代にフランス
のラ・コンダミームがゴムの産業化に気付
き、工業用の「消しゴム」「ゴム管」「ゴムバ
ンド」などが造られました。

  1839年、アメリカのチャールズ・グッド
イヤーが加硫ゴムを発見し、ゴムは伸縮性
を増大し、ベタつきも少なく、強度も増し実
用性を増していきます。1900年代、アメリ
カのウィリアム・スペンサーが「新聞を束ね
るための輪ゴム」を生み出します。ここから
一般にも輪ゴムが普及していったとか・・・
     (http://0ffice-frt.com/3129より)

  今は輪ゴムが簡単に手に入り、当たり
前のように使っていますが、人類の地道
な長い努力があって出来上がったのです。
             (2017/08/01)



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