4月21日、発寒川公園、西野緑道まで
こぶしを写しに行くも、まだ蕾が小さく、諦め
ます。今度は防波堤の階段を下り、川辺に
降りてふきのとうと猫柳を写しにかかります。
すると目の前の清流に遊ぶマガモの親子が通ります。「これはラッキー」と追いかけま
すが、下流へと消えていきます。仕方なく、
猫柳の枝を見ていると、今度は目の眼の前
にオシドリが泳いでいるではありませんか?
これにはびっくりです。過去に上流と支流
との合流点付近ではマガモの親子をたまに
見かけましたが、オシドリは生まれて初めて見ます。雄でしょうが実に美しい・・・
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世界大百科事典 第2版によれば、
「オシドリ(鴛鴦)【mandarin duck】は
カモ目カモ科の鳥。雄は全長48cm雌41
cm。中国東北、沿海州、サハリン、日本な
どに分布し、寒冷地で繁殖するものは、冬
季中国東部、台湾で越冬する。(中略)日
本では留鳥または漂鳥として全国に分布し、林に囲まれた山地の湖沼、河川などに住
む。大木の樹洞に営巣し、6〜8月ころ1腹
7〜12個の卵を産む。孵化した雛は親に
従って水上に飛び降り、雌親に養育される」
鳥に造形の深い方は、北海道にオシドリ
が生息していることをご存知だったでしょう
か?そんな知識は全く持ち合わせないおじ
さんは実物に遭遇し、たまげました。
TVや写真で見た通り、実に華やかで美しい鳥でした。それにしても西野の発寒川に、こんな美しいオシドリがひっそりと生息して
いたなんて・・・未だに信じられません。
これだから、春の散歩は風邪をひいても
止められないのです。(2017/04/22)
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