きれいな花の写真

★とどのつまり

■復刻版
忘れえぬ猫たち


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  とどのつまり 作:笹渕忠和本文へジャンプ


第23話 オシドリとの遭遇    

 


  4月21日、発寒川公園、西野緑道まで
こぶしを写しに行くも、まだ蕾が小さく、諦め
ます。今度は防波堤の階段を下り、川辺に
降りてふきのとうと猫柳を写しにかかります。

  すると目の前の清流に遊ぶマガモの親子が通ります。「これはラッキー」と追いかけま
すが、下流へと消えていきます。
仕方なく、
猫柳の枝を見ていると、今度は目の眼の前
にオシドリが泳いでいるではありませんか?
 
 
これにはびっくりです。過去に上流と支流
との合流点付近ではマガモの親子をたまに
見かけましたが、オシドリは生まれて初めて見ます。雄でしょうが実に美しい・・・

 世界大百科事典 第2版によれば、
 「オシドリ(鴛鴦)【mandarin duck】は
カモ目カモ科の鳥。雄は全長48cm雌41
cm。中国東北、沿海州、サハリン、日本な
どに分布し、寒冷地で繁殖するものは、冬
季中国東部、台湾で越冬する。(中略)日
本では留鳥または漂鳥として全国に分布し、林に囲まれた山地の湖沼、河川などに住
む。大木の樹洞に営巣し、6〜8月ころ1腹
7〜12個の卵を産む。孵化した雛は親に
従って水上に飛び降り、雌親に養育される」


  鳥に造形の深い方は、北海道にオシドリ
が生息していることをご存知だったでしょう
か?そんな知識は全く持ち合わせないおじ
さんは実物に遭遇し、たまげました。

  TVや写真で見た通り、実に華やかで美しい鳥でした。
それにしても西野の発寒川に、こんな美しいオシドリがひっそりと生息して
いたなんて・・・未だに信じられません。
  これだから、春の散歩は風邪をひいても
止められないのです。(2017/04/22)




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