スーパーで、菊水製麺とのコラボ「らーめん
山頭火」(なま2人前300円前後)を見つけ、懐かしくてついつい買ってしまいます。
1988年の開業当時、「らーめん山頭火」
の評判を聞いてわざわざ旭川まで食べに行
ったものです。そして試食してみましたが、従
来の旭川味の醤油ラーメンと違う、優しい豚
骨白湯スープの塩味に感激したものです。
かつて旭川で創業者畠中氏が始めた
「らーめん山頭火」も今や札幌に本社(株アブ・アウト)を置き、日本国内(20店舗)だけ
ではなく、世界(アメリカ・カナダ・台湾他東南
アジアに34店舗)を展開する発展ぶりです。
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さて、 袋の細麺を見て、突然、博多の
屋台の細い豚骨ラーメンを思い出しまし
た。あの、博多の癖のある豚骨を低温で
上手に処理して臭みをなくして誕生したの
だと、今頃気づきました。
考えてみると、北海道には珍しい塩豚骨
味と、「山頭火」というネーミング、食べづ
らい「深い丼」が印象に残り、おりしも放浪
の俳人・種田山頭火のブームと相まってじ
わりじわりと人気が出てきたと思われます。
札幌の円山にも「らーめん山頭火」の支
店がありますが、客の好みか、本店より少
し塩分が若干強い気がして最近は行っていません。
それにしても、菊水製麺とのコラボとは
言え、この値段でこれほどまでの味を再現
するとは、両社の技術は素晴らしい。ただ
し、菊水製麺には寒干しの「らーめん山頭火」もあるので、お間違いのないように!
(2017/02/26)
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