第42話 肩掛けカバン
 退職後、ぼやっとして手提げバッ
クが置き引きに会って以来、肩掛け
カバンを探します。通販でＡ４判サ
イズが入ると購入した物は厚みが
なく失敗。やはりふだん使う物は実
物を見て買うのが肝心と反省。
その後、東急の加賀百万石展を
見ていると、酒飲みのせいでしょうか、酒を濾した後の丈夫な布で作ったというカバン
に遭遇します。今になって内側を調べて見ると「きぐらや 加賀天然本酒袋 金圭（注：
これで１文字、漢和辞典にもありません何と読むのでしょう？）蔵ＢＡＧ 金沢市尾張
町２丁目９－１２」というシールが縫いこんでありました。
このカバンの大きさは、タテ２３．５㎝×ヨコ２３．５㎝×マチ１０㎝で小ぶりです。しかも
軽くて、布の手触りがよく、外ポケットが３つ、内ポケットが２つもついています。値段は
いくらだったのか思い出せませんが、使いやすく、毎日使っています。
中身は、札入れ、鍵つき小銭入れ、手帳とボールペン、老齢者用簡易携帯電話で
す。底のマチが１０㎝あるので、この他に文庫本なら数冊、ＣＤなら４、５枚入る便利な
カバンです。なお、カメラを片手に散歩する時は、今後第４５話「便利なチョッキ」で触
れるように、チョッキを使います。 この肩掛けカバンは外ポケットの皮の蓋が少し傷つ
いてはいるものの、まだまだ使える必需品です。 (２０１６/０３/２５)
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