第17話 転ばぬ先の杖
これは2階に上がる階段の手
すりで、おじさんがジョイフル・エ
ーケーで素材を買って自分で取
り付けた物です。
これには深いわけがあります。
平成13(2001)年に再就職先
で、年末の挨拶回りや忘年会が
重なったとは言え右股汗腺性粉瘤という珍しい病気に罹ったのです(小説「眠れな
い猫」第4話「もぐらたたき」を参照の事)。早く言えば毎日酒とマージャンの日々で、
右股の汗腺が詰まり、ばい菌が感染し大きな真っ赤なトマトのように腫れ上がり、
年末に外科病院へ駆けつけたわけです。
最初の切開後「予備軍がまだ残っている」と言う美しき女医さんの予告どおり、3
年後の平成16(2004)年に再発しました。今度の切開はむくつけき男の医者でし
たが、再三再四勃発すると、2階の寝室への上り下りが困難になると、階段に手す
りをつける事にしました。ジョイフル・エーケーへ行くと日曜大工の手すりが数多くあ
ります。階段の手すりを壁に取り付けると物の上げ下げが困難になりますので、階
段の仕切り上に取り付けたのが上の写真です。仕切りの上がラワンの一枚板です
から、がっしりして言う事がありません。なかなかの出来映えです。これ以上足腰が
老化したら階段以外の手すりは専門家に頼むしかありません。 (2016/01/29)
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