第5話 プログラムタイマー
かつて「私のCD放浪記 第4
話」で触れたように、札幌でデジ
タルFM放送が始まったのは19
77(昭和52)年の事でした。
曲がりなりにもエアチェックは
していたものの、留守録に必要
なプログラムタイマーは当時1
万円近くしましたので買う余裕がなく、上段のソニーPT−D9Wを買ったのはそれ
から10年も経った1987年でした。
このタイマーは、希望する曜日と時刻の組み合わせを、目覚ましをふくめ1週間
で最大9プログラムまで設定できる優れものです。アンプ、チューナー、カセットデッ
キをつなぎ、録音できるようにセットしておけばかんたんです。しかし、留守中には
カセットを交換できないので、1日に1本が限界です。こうしてカセットテープを200
本ほど録音しましたが、カセットレコーダーの故障で廃棄してしまいました。
MDの時代になって、その後も録音していましたが、退職後は自分で操作できま
すので最近は留守録には使用しておりません。しかし右上のスイッチを押すと、音
響装置のすべてに電源が入るのでクラシックを聴くのにはとても便利です。
綾小路きみまろではありませんが、「あれから30年」近く使っていても一度も故障
がありません。未だに元気で作動しています。 (2016/01/07)
トップページへ戻る
|
|
|
|
|