きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅲ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


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  とどのつまり Ⅳ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


35話 サマータイム
    

 


  今年の札幌の夏は少し涼しいか?と思
っていたら、8月に入り高温と高湿度の日
々が続きます。ここ1週間は湿度が高く、夜
に窓を開けても眠れません。

  悶々としていたら、夜中に、何の連想か
?ジョージ・ガーシュインの歌劇「ボギーと
ベス」の挿入歌「サマータイム」のメロディが
浮かんできます。

  かなり前、字幕付きの歌劇をTVで観た
記憶があります。アメリカ南部の港町の黒
人居住区を舞台に、心優しい青年ボギーと
麻薬中毒の娼婦ベスの悲恋物語です。その
冒頭の歌が「サマータイム」です。

  夏になって 暮らしが楽だよ、魚が跳ね
てるし 綿も背が伸びてる、あんたの父さん
は金持ち あんたの母さんは美人、だから
泣かないで・・・の子守歌からはじまります。

  この歌は初演の翌年、1936年に黒人
ジャズ・シンガーのビリー・ホリディがカバー
し広く世に知れ渡り、スタンダードとなった。

  2016年に、CD付音楽雑誌「JAZZ
COLLECTION VOCAL」 創刊号発売
される。(写真右)のCD最初の曲がエラ・
フィッツジエラルド&ルイ・アームストロング
の歌
「サマータイム」。ルイのトランペットか
ら始まり、お2人のかすれた哀愁のある「サ
マータイム」が聴けます。ステレオ。

  同誌28号(写真左)では、やはり黒人
のサラ・ボーンが歌っており、若かりし日の
艶があり色気のある、迫力ある歌声が心
に響きます。こちらもステレオ。朝起きて、
2枚とも
聴き直し、何とか元気をもらいます。
              (2018/06/30)

   


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