今年の札幌の夏は少し涼しいか?と思
っていたら、8月に入り高温と高湿度の日
々が続きます。ここ1週間は湿度が高く、夜
に窓を開けても眠れません。
悶々としていたら、夜中に、何の連想か
?ジョージ・ガーシュインの歌劇「ボギーと
ベス」の挿入歌「サマータイム」のメロディが
浮かんできます。
かなり前、字幕付きの歌劇をTVで観た
記憶があります。アメリカ南部の港町の黒
人居住区を舞台に、心優しい青年ボギーと
麻薬中毒の娼婦ベスの悲恋物語です。その
冒頭の歌が「サマータイム」です。
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夏になって 暮らしが楽だよ、魚が跳ね
てるし 綿も背が伸びてる、あんたの父さん
は金持ち あんたの母さんは美人、だから
泣かないで・・・の子守歌からはじまります。
この歌は初演の翌年、1936年に黒人
ジャズ・シンガーのビリー・ホリディがカバー
し広く世に知れ渡り、スタンダードとなった。
2016年に、CD付音楽雑誌「JAZZ
COLLECTION VOCAL」 創刊号発売
される。(写真右)のCD最初の曲がエラ・
フィッツジエラルド&ルイ・アームストロング
の歌「サマータイム」。ルイのトランペットか
ら始まり、お2人のかすれた哀愁のある「サ
マータイム」が聴けます。ステレオ。
同誌28号(写真左)では、やはり黒人
のサラ・ボーンが歌っており、若かりし日の
艶があり色気のある、迫力ある歌声が心
に響きます。こちらもステレオ。朝起きて、
2枚とも聴き直し、何とか元気をもらいます。
(2018/06/30)
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