きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅲ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


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小説「猫踏んじゃった」

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  とどのつまり Ⅳ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


25話 郵便受けが壊れる
    

 


  十数年前の再定年後、柄にもなく町内
会のお手伝いをしました。その結果、現在
地に住居を定めてから初めてご近所の方
の顔と名前が一致しました。また人口調査
のお手伝いもしました。

  そんな事から、町内会の会員の玄関を
一戸一戸訪問する事度々、その結果奇妙
な事に気が付きました。10戸に1件くらい、
上の写真のような文面に出会いました。

  「郵便受けに無理に入れるな」と、厚紙・
段ボール・ベニヤ板に、 マジックか筆で書
いておりました。文言とひなびた字体を見る
と、高齢の爺と思われます。


  その時は、わが家も玄関ドアが重くて疲
れるので、アルミ戸に取り換え、郵便受け
も変えたので、他所の老人の苦労に気が
付きませんでした。

  「あれから10数年・・・」わが家の玄関ド
アの郵便受けも、毎日毎日、新聞の朝刊か
ら始まり、郵便・チラシ・分厚いカタログ・
覧板・
夕刊等々、次々と押し込まれます。

  そこで、管轄の郵便局に「分厚いカタロ
グは下に置いていってくれるよう」手紙を出
したのですが、周知徹底していないのか?
忙しいのか?変わりません。(分厚い電話
帳は、声かけて外に置いてゆきます)
 


  そのうち、ついに郵便受けが壊れたの
で、買い替え、写真のような注意書きをつ
けました。お陰様で、配達物を無理くり郵便
受けに突っ込むケースがなくなりました。

  皆さんの郵便受けはまだ虐待に耐えて
いるのでしょうか?
   (2020/05/25)
   


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