きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

小説「猫踏んじゃったⅡ」

小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅲ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


12話  ソムの一番長い日
    

 


  わが家の猫「ソムとマリ」はどんなお客さ
んがが来てもウエルカムで、愛嬌よく尻尾
を振り、皆さんに可愛がられています。

  ところが、そんな猫たちが怖がる客、そ
れは表紙で紹介している-おすすめのリン
ク先-「Shiba Haru haru 13424」の
ハルです。ハルは年に数回ほどわが家に
遊びにきます。

  迎えるソムは雄猫ですが、初めて柴犬
ハルに遭遇した時は、その大きな体格と鳴
き声に恐怖を感じ、狭い部屋の中を逃げ回
ります。
  そんな経験から、犬と猫は一緒には出

来ないと、ハルが遊びに来る時は、あらか
じめ2階の寝室に餌と水の皿そしてトイレを
移設しておきます。  

  それから雄のソムと雌のマリを2階へ
連れていくと、獣ですから、それだけで恐怖
を感じるのか?身体がこわばるのが分かり
ます。

  写真の中古スピーカー、インフィニティ
の高さは125cmです。雄猫ソムは、最初
はこのスピーカーの裏側の絨毯にへばりつ
いていましたが、今回は何を思ったのか?
スピーカーのてっぺんに上っていました。


  飼い主に似て、臆病だと笑ってはおられ
ません。雌のマリはともかく、雄のソムは真
剣です。
この格好で、招かざる客がお帰り
になるまで3時間ほどじっとしているわけで
すから、心情を推し量ると、気の毒にもなり
ます。

  長い長い1日でした。
(2019/02/14)
   


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