きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

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小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり Ⅱ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


28話 よさこいソーラン
    

 


  父の日の夜、YOSAKOIソーラン最終
日の中継を見る。今年の第27回大賞は、
今や「新琴似天舞龍神」、「平岸天神」と並
ぶ実績を持つ「夢想漣えさし」であった。

  これまで、ソーラン節のせいで、「えさし」
は江差と思い込んでいたが、こちらは枝幸
だと、今頃分かる。本部は枝幸で、札幌と
旭川に支部があるという。誠にお恥ずかし
い限りである。

  さて、祭りの実行委員会によれば、今年
の参加チームは280チーム、約2万8千人
の踊り手が参加、来場者数は昨年を約10
万人上回る約200万人の来場を見込んで

いたが、結果はどうだったのか?まだ不明
である。

  1年前の朝日新聞(2017/6/4)によれば、「YOSAKOI、実は札幌市民は嫌って
いる」と報じている。
  その理由は、①高知のパクリで意味が
分かんない、②商業色が強い、③出場者
の電車内のマナーが悪い、④騒音がひど
い、等々である。

  この他、創始者・長谷川の手書きを元
に制作した公式ロゴの使用を巡る金銭の
ゴタゴタが報じられ、祭り自体がイメージダ
ウンしている事もある。

  また、運営方法、高騰する参加費用、
一部参加団体のセミプロ化、祭りのコンテ
スト化、TV中継を巡るゴタゴタ、などなど難
問が山積している。そう言えば、11年前の
2007年に北海道新聞がアンケートした調
査結果でも、嫌いが53.6%あったという。               (2018/06/11)
 


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