昨年の8月24日、新聞のテレビ欄でNH
K「中井精也のてつたびスペシャル【ゆる~
っと縦断・ベトナム編】」を見つけ、かつて旅
行したベトナムが懐かしく、それだけで録画
に取って見ました。
この時、初めてプロの鉄道写真家の中
井精也氏を知りましたが、まずは、甘いも
のが好きで、体重が100kg以上はあると
思われるこの巨体に驚きます。
彼はいつもカメラ2台・望遠レンズ・三脚
を入れた大きバックを右肩に下げ、背中に
は本人の着替え一式を入れた(と思われ
る)リュックサックを背負っています。
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彼は旅の途中、何度も汽車から降りて、
最善の撮影ポイントを探し求めて、野を超
え山を越え、道なき道も精力的に歩き回り
ます。脱帽です。
この巨体で、どこの民家でも入り、片言
の現地語で笑って話しかけ、誰でもお友達
になってしまい、普段の表情になったら撮
影します。これは凄い才能です。
彼の写真の特徴は大きな空のもと、人
々の暮らしがあり、その近くを列車が走る、
という構図で、一度見たら忘れられません。
幸いにして、3月22日、NHKで「中井精也のてつたびスペシャル【タイ縦断1700キ
ロ】」を放送していました。これはタイを列車
で北上し、湖上を走る汽車やラオス国境の
駅まで訪ねる珍しい旅でした。
甘いものが大好きな巨体と笑い顔、見
ていてもほのぼのとします。これが「ゆる
鉄」の由来でしょうか? (2018/03/25)
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