北海道新聞によると、世界的なイカ不
漁で原料価格が高騰し、ＪＲ森駅の名物駅
弁「いかめし」を製造販売する阿部商店は
８月２０日から価格を現在の６５０円から
７８０円に２０％値上げする、と報じている。
「いかめし」といえば、「かにめし」と並び
森駅の名物弁当で、学生時代、旅の途中
森駅で買って食べた記憶があります。
オホーツクの近く鴻之舞鉱山に住んで
いた子供の頃は、イカが豊漁で、夏になる
とどこの家庭でも、木箱で何箱も買い求め、
刺身をはじめとして、いかめし、冬に備えて
するめ、酢漬け、粕漬け、塩辛など考え付
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くものは一通り作っておりました。
なかでも、「いかめし」はごちそうで、箱
で買ったイカを全量処理する頃、母親はよ
うやくもち米を研ぎ始めます。すると、今晩
は「いかめしだ」と子供心に胸がはずみま
す。子供の頃はたいへんなご馳走でした。
そんな記憶を思い出したのか、おじさん
は２００７年１０月に、「おじさんの料理日
記」の中で写真のような「いかのすり身詰
め」を作っております。
もち米の膨張率が計算できないので、
中身はホッケのすり身を使います。イカの
胴体はあらかじめ塩・胡椒・日本酒で下味
をつけておきます。イカにすり身を埋め込
み、蒸し器で蒸します。
ところがイカの収縮率を考えていなかっ
たので、結果はご覧の通り、中のすり身が
はみ出てしまいました。味は抜群でしたが、
それ以降いかめしもどきは挑戦していませ
ん。 （２０１７/０８/１９）
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