きれいな花の写真

★とどのつまり

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

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小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

小説「眠れない猫」
  とどのつまり 作:笹渕忠和本文へジャンプ


第32話 マイクロチップ
    

 


  8月2日、JNNの「従業員の手に認証用
マイクロチップ、アメリカ企業として初の試
み」という報道を聞いて、ついにここまで来
たか?と驚く。
 
  マイクロチップが本人が知らないうちに
体内に埋め込まれ、命を狙われながら自
分探しに欧米を駆け回る、という破天荒な
ストリーに釣られ、アメリカ映画「ボーン・ア
イデンティテイー」をフジテレビの再放送で
観たのは何年の事だったか?(2003年日
本公開、フジテレビの再放送は記憶不明)

  原作はロバート・ラドラムのスパイスリラ
ー小説「暗殺者」で、ベストセラーという評

判もあり、テレビ再放送を見た。

  銃で撃たれ、記憶喪失になった男が漁
船で救助されるが、手掛かりはお尻に埋
め込まれたスイス銀行口座を示すマイク
ロカプセルのみ、男はスイスに向かう。
  貸金庫の中身は、パリ在住の「ジェイ
ソン・ボーン」という名前の米国パスポート
と、大量の偽造パスポート、複数の通貨、
そして拳銃だった。
  そのうち、警察やCIAの工作員が動き
出し、彼は自分は何者か?警察やCIAが
何のために自分を追うのか?
真相を確か
めるべく、逃げ回る。

  この映画を見た頃は、マイクロチップが
将来こんなことに使われるとは思ってもみ
なかったので、驚いたが、今になってみる
と小説家の未来予測は凄いものだと感心
するしかない。
  マイクロチップも徘徊老人探しだけに使
われるなら良いのだが、犯罪に使われる
可能性大で
ある。   (2017/08/03)



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