5月、6月はおじさんの災難の季節で、
ときたまカラスに襲われます。
カメラを持って散歩していると、後ろか
ら「バタバタ」という音が近づいてきて、とっ
さに身を屈めると、薄い頭皮に涼しい風が
吹き、危うく難を逃れます。「こんな数少な
い髪の毛を取らなくともよいのに」と思いま
す。動物園の綿羊やヤギも被害に遭うそう
です。
「カラスの生態・習性」(東京都練馬区公
式ホームページ)によると、
@カラスの繁殖期は、巣作り・産卵・育
児・巣立ちの時期があり、巣作りは枯れ枝
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や針金ハンガー、ポリエチレンの紐やビニ
ール袋、羽毛やわらも使う。
A産卵から巣立ちまでの間非常に警戒
心が強くなり、半径20〜100メートルと言
われる縄張りに何気なく近づいたり、巣を
見上げただけで威嚇や攻撃を受けること
が多い、という。
今年も桜が咲くとうれしくてこの大切な
教訓を忘れ、カラスに2度ほど襲われまし
た。しかし、帽子をかぶると暑くて、汗っか
きのおじさんには苦痛です。
ところで、写真のサクランボの大木は
向かいのアパートの敷地にあり、枝切りを
しているのですが、伸びてくると写真のよう
にカラスが巣を造ります。大家さんは巣を
一度は壊したのですが、一段高いところに
再度建築中です。
それから5日後、大家さんが再度除去に
挑戦し、周辺を飛んでいたカラスもようやく
諦めたようです。 (2017/05/23)
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