例によって、本棚を整理していたら、今度
は雑誌「サライ」が出てきました。2008年
2月21日号です。
何を求めてこの雑誌を買ったのか?表紙
の特集には、
@博多「よかばい」紀行
A城山三郎の生涯に学ぶ
B江戸の隠居術
と大書しています。この発行日からすると、
第二の職場を退職する寸前です。
退職後に何をするか?逡巡していたので
しょう、「江戸の隠居術」が気になったに違いありません。
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「江戸の隠居術」には、実測による日本
地図を制作した伊能忠敬、「甲子夜話」を
20年も書き綴った平戸藩の松浦静山、「養生訓」の著者の貝原益軒、表具師から俳人
となった加賀千代女などなど、隠居した後
の老後の生き方を紹介している。
小生は、この雑誌を読んで、伊能忠敬の
ような体力はないし、吉田兼好のような文
才はないし、せいぜいHPを開設し、下手な
写真と雑文を載せるしかないと思った。
それでも、いろいろ迷いもあった。あろうこ
とか、最も似つわしくない町内会活動をす
る羽目になってしまった事である。この辺の顛末は、小説「猫ふんじゃった」と「猫ふん
じゃったU」をご覧いただきたい。
HPがボケ防止になれば幸い、と実践して
来たが、最近日付や通し番号などを間違え
ることが多くなった。そろそろ絶筆すること
も視野に入れなきゃと思い始めたところで
ある。 (2016/12/09)
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