2016年の10月19日は週刊プレイボーイ
創刊50周年記念出版「熱狂」の発売日であっ
た。創刊の1966(昭和41)年と言えばおじさ
んが大学3年生で、就職先を探していた時期だった。
日本の総人口が初めて1億人を突破したものの、丙午で出産数は激減、交通事故死者数は史上最高だった。ボーナスの支給も史上最高
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で、デパートの売り上げが増え、海外旅行も増加した。
週刊プレイボーイの売り物は一流写真家に
よるヌード写真もさることながら、柴田錬三郎、横尾忠則、三島由紀夫、寺山修司、赤塚不二
夫、今 東光、高倉 健、菅原文太、石原裕次
郎、勝新太郎、藤 竜也、小林 旭、立川談志、ビートたけし、タモリ、蜷川幸雄、萩本欽一、ホ
リエモン、イチロー、江夏 豊、木宮ひろ志、開
高 健、小松左京などなど、とんがった文化人
が毎回登場し若者たちを惹きつけた。
これらの昔の写真と記事を見ると、元の週刊誌から複写しているので、紙の目の荒さや色のどぎつさまでが表現され、その時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
しかし、付録についていたアグネス・ラムのL版写真だけは本物の写真だった。特別にFUJ
IFILMの銀塩プリントで現像してあり、艶々のぴかぴかである。アグネスは未だにオーラを発している。これは週刊プレイボーイ創刊50周年「熱狂」の憎い演出である。
(2016/10/19)
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