第39話 ちあきなおみ
 昨夜、ＢＳジャパン「武田鉄矢の
昭和は輝いていた－孤高の歌姫
ちあきなおみの世界」を見る。
「雨に濡れた慕情」でデビューし
たちあきは「喝采」、「矢切の渡し」
などを次々にヒットさせたものの、
自分が本当に歌いたい歌を求めて
レコード会社を転々（コロンビア、ソニー、ビクター、テイチク）とします。
おじさんが、ちあきなおみのＣＤを初めて買ったのは、１９９８年１２月の事、テイチク
から「夜霧よ今夜もありがとう ちあきなおみ 石原裕次郎を唄う」が発売されたから
です。これには驚きました、本人よりはるかに上手いのです。それ以来、上さんもほれ
込み、ソニーを除く各社で吹き込んだ歌を集めた「うたくらべ ちあきなおみ」全１０枚
を通販で買い求めます。一曲一曲がまるでドラマを見ているようです。
１９９２年、最愛の夫、郷 英治が亡くなった後、ちあきなおみは引退し、伝説の歌
姫となりました。その後、ちあきなおみの熱心なファンであるＮＨＫのディレクターが
本人を説き伏せ、２００５年１１月にＮＨＫ－ＴＶで「歌伝説 ちあきなおみ」を放送しま
した（ＤＶＤ収録済）。この番組の反響は大きく、以後５回も再放送されました。冒頭で
触れたように、潜在的なファンが大勢いると見え、引退して２４年になるのに、いまだ
にＴＶやラジオの特集で何度も取り上げられている天才歌手です。(２０１６/０３/１０)
トップページへ戻る
|
|
|
 |
|
