第27話 乾し貝柱とスルメ
退職後も、1日の終わりとしての
晩酌は欠かせません。350cc缶
ビール1缶と日本酒を2合です。
日本酒が中心なので、肴はどう
しても海産物が中心になります。
出し昆布やとろろ昆布、塩辛、た
らこ、筋子、などなどです。
中でも最高なのが五目御飯やシュウマイにも使う帆立の乾し貝柱です。高校時代
を過ごした紋別も、猿払・湧別と並ぶ帆立の一大産地で、学校の行き帰り、貝柱を乾
しているのを良く見かけました。帆立の刺身や燻製もご馳走でした。そのせいか帆立
貝は愛着があり、今でも紋別漁協の帆立貝柱を購入しています。最近は機械乾燥な
のか、味は昔より少し落ちた気がします。国産の天日乾しを買うなら高価ですがデパ
ートで買うしかありません。手で割きながら欠けらを口に入れ、お酒を飲注ぐと口の中
にオホーツクの海の旨みが溢れます。
スルメも大好きでしたが、7~8年前の暮れに食べたところ、歯の隙間に入り込み
朝起きると膨らんで、歯茎が腫れてしまいました。営業している数少ない歯医者を探
し、ようやくスルメを抜いてもらった痛い経験があり、それ以来、食していません。写真
のスルメはキリン一番搾りのおまけについていた物、プレスしており柔らかく、恐る恐
る食べたら、久しぶりなのでとても美味しく感じました。 (2016/02/14)
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