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第1話 ボーン・チャイナの置物


             
  1992年に初めてロンドンへ行
った時、ホテルの売店で買ったの
が左手前の3点の小物入れでし
た。
  とても細工が細かく、色づけも鮮
やかで、お土産に最高と買ってし
まいましたが、その時はこれが陶
器製で、世界に有名なボーン・チャイナとは知りませんでした。
  よくよく調べて見ると、イギリスではウェッジウッドなど陶器が有名で、世界中で販売
されているとか。13世紀頃、中国の陶磁器がヨーロッパに伝わり、17世紀になると長
崎から東インド会社によって有田の磁器が伝わりました。色が白く、上質な手触りとエ
キゾチックな色合いの東洋の陶器はヨーロッパでたいへんな人気だったそうです。
  ヨーロッパでも陶器を作ろうとしましたが、主要な成分カオリンが手に入らず苦労し
ていました。1748年に、イギリスのトーマス・フライが原料に牛の骨の灰(BONE
ASH)を加えることで、良質の陶器を作ることに成功、特許を取りました。こうしてイギ
リス独特のボーン・チャイナが誕生したそうです。(ノリタケ「ボーン・チャイナ」より)
  ロンドンに2回目に行った時には奥の2点、3回目の時には右手の犬の置物を買い
求めました。この置物は犬の毛並みが細かく彫られ、彩色も鮮やかで、飾り物として
とても気に入っています。                          (2015/12/03)

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