きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

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小説「猫踏んじゃった」

喜劇「猫じゃら行進曲」

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  とどのつまり Ⅲ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


52話 変わる酒の肴
    

 


  後数日で、今年1年が終わる。世界中
貿易摩擦が起こり、国家間紛争も後を絶た
ず、国内的にも天変地異による災害が相継
ついだ。人災も数多くあった。

  おじさんの1年を振り返っても、私生活
では今年も格別変わった事がない。花の咲
いているうちは、カメラ片手にご近所をうろ
ついている。

  散歩も往復2時間ほど歩くと、たっぷり
汗をかき、晩酌が美味しくなる。冬の雪かき
も丁度良い運動となる。笑われるかもしれ
ないが、これらの軽い運動で晩酌がまたま
た美味しくなるという寸法である。
 
  酒はこれまで日本酒が主体だったが、
最近は専ら輸入の安いスコッチ・ウィスキー
を炭酸水とともに飲んでいる。一升瓶は
に運ぶのも空き瓶を片づけるのも面倒であ
る。
  
  最近の酒のつまみは、写真のミックス・
ナッツと亀田製菓のえびせん、後者は揚げ
物でなくオカキで油っぽくなくて最高です。

  話は変わるが、年越しの料理が大きく
変わった。かつては、大晦日の日、デパー
トで刺身や牛肉を買いに走った。次には
おせちを予約して配達してもらったりした。

  内容はどれもこれもほぼ同じで、嫌いな
肴は手をつけない。また、これらを調達する
エネルギーが減って来たとともに、食べる
意欲も減って来たためである。

  年越しそばも入らなくなってきた。年寄
りは好きな肴と美味しいお酒がほんの少し
あれば良い。      
(2019/12/08)
   


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