きれいな花の写真

★とどのつまり Ⅱ

■復刻版
忘れえぬ猫たち


私のお気に入り

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小説「猫踏んじゃった」

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  とどのつまり Ⅲ 作:笹渕忠和本文へジャンプ


50話 あなごの旬は?
    

 


  今年の北海道特産の魚は、天候異変で
しょうか?ニシン・毛ガニ・イカ・鮭・ウニ・シ
マえび・サンマ・シャコ・鮭といづれも不漁で
す。

  かといって、歳のせいか、毎日牛・豚・
鶏と肉ばかりも飽きてしまいます。「何かな
いか?」と北海市場をのぞいていたら、身
長45センチほどあるデブの福島産穴子を
見つけます。

  渡りに舟と、3枚に下ろしてもらい、上さ
んに甘辛く煮てもらいます。穴子と言えば、
若かりし頃、大先輩のカバン持ちで、東京
へ出張した際、朝食にかつての築地市場

の寿司屋へ連れて行ってくれました。

  ここで、穴子の柔らか煮を初めていただ
いたのです。癖のない、なんとも言えない
感触に感激いたしました。

  数年後、秋口、福島へ出張した時に、
穴子の白焼きにも出会い、わさび醤油で食
べました。酒が進んだ記憶があります。

  今、改めて、ブログで穴子の旬を調べる
と、「6~8月、基本的にさっぱりした味が良
いとされるため脂分の少ない夏が旬とされ
るが、脂の多い10~12月を旬として好む
人も多い」とか・・・

  東京や大阪の寿司屋では、10数セン
チの小さな細い穴子を一匹まんま握りの
上に載せて出てくる場合が多いようです。

  しかし、冬場の脂の載った穴子もまた
格別な趣があります。お試しください。 
              
(2019/11/20)
   


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