第46話 食材の本
元々食いしん坊ではありますが、
かつて「おじさんの料理日記」や
「かんたん酒の肴」を連載していた
せいもあり、食材やその調理方法
にも関心があります。
一昨日、岩内産のイナダの刺身
を見つけ買ってきます。近海物は
養殖物に比べ脂っぽくなく、新鮮でとても美味しく感じます。右上の「魚の目利き食通
事典」(講談社編+α文庫)によると、ブリは出世魚で、ワカシ→イナダ→ワラサ→ブ
リと呼び名が変わる事、また、真冬は寒ブリ、夏はイナダやワカシが美味いとあります。
最近は本州産の魚もよく店に並んでおり、真ん中の「旬の地魚料理づくし」(野村祐
三著 講談社)には、主産地・旬の時季・美味しい料理方法等が載っており、とても参
考になります。 この他、写真左上の「たべもの起源事典 日本編」(岡田 哲著 ちく
ま学芸文庫)、右下の「日本食材百科事典」(講談社+α文庫)、左下の「食の世界
地図」(21世紀研究会編 文春文庫)があります。
写真の本の他に、「壇流クッキング」、「美味放浪記」(以上 壇一雄著 中公文庫)、
「わたしの台所手帖」(平松洋子著 集英社Be文庫)などもあります。
これらの本は暇に任せて読むと、各国の食と文化について、知っているようで結構
知らない事も多くとても楽しめます。 (2016/06/13)
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