第29話 初めての傑作写真
若い頃、絵を描いていたのでカ
メラにはあまり興味がありません
でした。
ところが2001年にソニーから
画期的なデジカメ、サイバーショッ
ト、PSC-P1が発売されたので
す。小さくてかっこよく、瞬く間にベ
ストセラーとなりました。釣られて買ったのは翌2002年の事で、これからデジカメに
はまってしまったのです。しかし、まだ321万画素で記録用の携帯カメラとしては良
いが写真としての出来は今一でした。
欲求不満を解消すべく、2003年にニコンCOOLPIX5700を買います。524万画
素、光学8倍ズームつきで、ズームでもピントはきっちり合うし、その描写力は素晴ら
しく、陰影はもちろん、色合いや対象物の肌理までがはっきりと写ります。
ちょうどこの時は上さんが胡蝶蘭の栽培を始めた頃で、きれいな胡蝶蘭を何鉢か買
い求めました。モデルとしては申し分なく、素人写真家の腕がなります。花を引き立て
るために背景に大きな黒いデッサンボードを立て、何枚も練習して写したのが、玄関
の胡蝶蘭の写真です。これはなかなかの出来映えと今でも自画自賛しております。
この後、デジカメの進歩と共に何台か買い換えて写真を写していますが、力の入り
方が違うのか、この写真の出来にはかないません。 (2016/05/12)
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